尾木直樹氏、24歳母親が3歳娘を放置死させた事件に「もっと社会全体で子供の命を大事にしないといけない」(スポーツ報知)
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9日放送のフジテレビ系「とくダネ!」(月~金曜・前8時)で、3歳の長女を自宅に放置して死亡させたとして、警視庁が7日、東京都大田区蒲田、飲食店員、梯(かけはし)沙希容疑者(24)を保護責任者遺棄致死容疑で逮捕した事件を伝えた。
梯容疑者は長女を自宅に残したまま、約8日間、鹿児島県に旅行しており、警視庁は育児放棄(ネグレクト)だったとみている。捜査関係者によると、梯容疑者は6月上旬~中旬、自宅マンション室内に長女の稀華(のあ)ちゃんを放置し、極度の脱水症状などで死亡させた疑い。調べに対し、容疑を認めている。
番組では梯容疑者の知人の証言として同容疑者は、幼少期に親から虐待を受け施設に避難したことがあり、また約3年前に結婚したが、夫からDVを受けて離婚したことを伝えた。教育評論家の尾木直樹氏は梯容疑者をネグレクトの典型とし「子育てをどう社会化するか。例えば保育園とかいろんなところで預けられなくなって、しかも、シングルマザーで若年出産だってリスクが高すぎるじゃないですか。そういう場合に社会的にどういう風にチェックできていくのかケアできるかって、そのシステムが全然できていない」と指摘した。
その上で「もっと社会全体で子供の命を大事にしないといけないと思います」と訴えていた。