神戸市、給付金支給99%達成 民間業者との連携奏功(産経新聞)

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 新型コロナウイルスの経済対策として国民1人に一律10万円を配る国の特別定額給付金について、神戸市の久元喜造市長は9日の定例会見で、市内の給付率が99%に達し、ほぼ振り込みを完了したと明らかにした。全国の給付率は約8割(3日現在)で、政令市ではトップクラスとしている。  市によると、給付金の支給対象は約76万世帯。スピーディーな給付の背景として、市の担当者は「民間業者との連携がうまくいった」と説明。リーマン・ショック時の「定額給付金制度」で、ともに作業を行った人材派遣会社に業務を委託したことで効率化が図れたという。  さらに、申請書の作成に必要な印刷事業者や、大量の封筒をいち早く確保したことも奏功。給付金の申請が始まった20日後には、全世帯へ申請書の送付を完了させた。また、申請状況が確認できるサイトも立ち上げ、コールセンターへの相談件数を圧縮したことも素早い給付につながったとみている。  久元市長は「職員は苦労があったと思うが、順調に進んだ。民間業者と分担し効率的な作業をしたことで、手際のいい振り込みにつながった」と話した。  市は今後、未申請の約3万世帯に対して、申請書を再送付する。外国人住民やホームレスの人らに対しても、チラシや広報紙などを活用して申請を促すとしている。

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(2020/07/09)