7バーディーの石川遼 バッグ担いでラウンドも「緊張感は十分」(産経新聞)
【リンク先抜粋】
男子ゴルフのツアー外競技「ゴルフパートナー・エキシビション」が9日、茨城県の取手国際GC(パー70)で開幕した。
久々の試合をかみしめるように、石川は自らバッグを担いでラウンドした。新型コロナウイルス対策で、キャディーを帯同しないセルフプレー。「プロの試合では経験ない。初めて」。降りしきる雨で負担は大きかったが、7バーディー(1ボギー)を奪った。
無観客でツアー外の大会だが、「スコアを競って、賞金もある。十分すぎる緊張感の中でやれた」。パー3の2番でショットをピン左奥5メートルへ。これを沈め、初バーディーを奪うと、エアタッチで喜ぶ。14番では7メートルのパットを決めるなど、ショット、パットともにさえわたった。
ツアー再開が決まらない中、軸がぶれないスイングを目指し練習を積んできた。プライベートでも盟友の松山英樹とともに「新型コロナウイルス感染拡大防止支援プロジェクト」を立ち上げ、チャリティー活動にも精を出した。「やるべきことをやって過ごしてきた」と充実感が漂う。
米国志向は強く、国内ツアーよりも8月6日からの全米プロ選手権、9月17日からの全米オープン出場に強い意欲を示す。「今のゴルフのスタイルで、どこまでできるのか純粋に知りたい」。28歳は夢に向かって着実に歩みを進めている。
(江目智則)