10日の観客動員スタートへ Jクラブ“試行錯誤” (産経新聞)

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 サッカーJリーグは10日から観客を迎えての試合開催を行う。新型コロナウイルスの感染拡大が収まらない中、関係者は“密”を避けるため対応に苦慮。ようやく戻る観戦機会を守るためにサポーターにも注意が求められそうだ。  「手探りでやるしかない」。J2岡山の関係者はため息を漏らす。10日、ホームで行う北九州戦で有観客の“先陣”を切る。  政府指針では、動員数は5千人か収容人数の50%の少ないほうが上限。岡山は専門家の助言を受け、チケット販売の上限を4千枚に設定した。各席の間隔を3席分空けた結果だ。  密集を避けるため、入場口を1つ追加。飲食店はスタジアム外だけにし、アプリを活用した予約販売にした。関係者は「待ち望んだ人たちに安全に試合を楽しんでもらいたい」と力を込める。  J1浦和は12日、ホームの埼玉スタジアムに鹿島を迎える。最寄りの浦和美園駅に乗り入れるのは、埼玉高速鉄道だけで観客の利用が集中する。  同鉄道は同規模のイベントではやらない増便を決定。計9便増やし、スタジアムに近い臨時ホームを利用する。浦和サポーターの多くが利用する東川口駅では行列の間隔を保つよう呼びかける駅員を配備する。  クラブも史上初となるスタジアムの駐車券を一般販売し、交通手段の分散化を図る。関係者は「移動での感染リスクを避けるための手を打った」と話す。

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(2020/07/09)