若者よ、ダイハツの新型「タフト」はありだぞ──もし僕が20代だったら、この1台に乗りたい(塩見智編)(GQ JAPAN)
【リンク先抜粋】
悩ましいのは、ジムニーはラダーフレームという今や特殊な車体構造のため、耐久性、悪路走破性はすこぶる高いものの、車両重量がかさむ。そして変速機も古い4速ATか5MTしか設定されないので燃費が悪い。つまり財布に厳しい。あと3ドアしかない。それに今や軽自動車でも珍しくなくなってきたACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)が備わらないことも、ものぐさかつ新しいモノ好きの僕にとってはネガティブな要素だ。ただもしかするとこれらは48歳の今の僕の要望であって、今20代なら「ジムニーにこうした一般的な尺度を当てはめるべきではない!」と清教徒っぽいことを言っているかもしれない。
と、数日悩んでいたのだが、先日の取材で最適解を見つけた。出たばかりのダイハツ・タフトだ。姿かたちを見れば一目瞭然、スズキの大人気軽SUV、ハスラーの対抗馬だ。見よ、このペキペキとした四角四面のスタイルを。軽自動車の場合、規格で全幅に上限があるなかで最大限の室内幅を確保する必要があるため、ボディサイドに凹凸を付けるのが難しいのだが、デザイン上の処理を工夫し、色の塗り分けも駆使して、まるで前後フェンダーが張り出しているかのように見せている。