くら寿司「極み熟成AIまぐろ」発売、コロナ禍での“新しい仕入れ様式”(食品産業新聞社ニュースWEB)

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この課題を解決するため、仕入れにおいて、熟練のまぐろ職人の「目利き」を学習したAIアプリ「TUNA SCOPE」を大手回転寿司チェーンで初めて導入する。「TUNA SCOPE」は、株式会社電通・株式会社電通国際情報サービスが開発したもの。まぐろの尾の断面から瞬時に品質を3段階で判定するAI技術だ。精度に関しては、35年のキャリアを持つベテラン仲買人の判断と約90%の一致率を達成したという。 「TUNA SCOPE」を現地の人が使うことで、ノウハウがなくても遠隔において高精度の選別が可能となり、直接足を運ぶことができない海外でも高品質のマグロのみを仕入れることができるようになった。 今回発売する「極み熟成AIまぐろ」(税別200円)は、「TUNA SCOPE」で最高ランクと判定した40kg以上のまぐろを、くら寿司独自の技術で48時間熟成させ、旨み成分を高めた商品となっている。販売期間は7月10日~16日・22日~28日。

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(2020/07/09)