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　きょう（木）は再び九州や四国、東海に活発な雨雲がかかり、更なる大雨が予想されます。 既に記録的な大雨となり甚大な被害が発生している中、ここから更に雨が降り続くため、どこで新たな災害が発生してもおかしくない状況です。ためらう事なく、命を守る最善の行動をお願いします。 　きのう（水）は一時的に梅雨前線が南へと下がったため、九州など雨の止んだ所が多くなりました。 ただ、きょうは再び梅雨前線が九州北部まで北上する予想で、九州や四国、東海で激しい雨が続くでしょう。 　この後あさって朝にかけての48時間に予想される雨の量は 　　・九州南部、九州北部地方、四国地方　　300から400ミリ 　　・東海地方　　　　　　　　　　　　　　200から300ミリ 　　・近畿地方　　　　　　　　　　　　　　180から250ミリ 　　・関東甲信地方　　　　　　　　　　　　150から250ミリ 　　・北陸地方、中国地方　　　　　　　　　100から200ミリ その後もさらに雨が続く予想です。 　既に1000ミリを超える大雨となっている所もあり各地で災害が発生している状況です。 「これまで大丈夫だった所」も土砂災害の危険性が高まり、河川の水位も上がっています。 自治体などの情報を随時確認し、可能な限り早いタイミングでの避難が必要です。 またこれまでに経験のない大雨となっていますので、既に避難されている方も新たな災害の発生に備えて厳重な警戒をお願いします。 　長引く雨で疲れも溜まってきている頃だと思います。周囲の方とも声を掛け合いながら少しでも安全な所でお過ごしください。 （気象予報士・池田沙耶香）

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(2020/07/09)