南極の海氷が解けている謎がわかった(ギズモード・ジャパン)

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2015年から2016年にかけて、南極はフランスの2倍の面積に相当する46万3322平方マイル(120万平方キロメートル)というとんでもない面積の海氷を失いました(上のグラフ参照)。この論文では、人工衛星や自律航行型のブイから収集したデータを用いて、海氷が解けた原因を解明しました。調査結果によると、海氷が受けた最初のダメージは、2015年9月にウェッデル海に吹き荒れた過去最強の嵐でした。この比較的暖かい突風が、その後海氷を解かしまくるきっかけになってしまったのだとか。 暑さがおさまらなかったこの地域の11月の平均気温は、平年よりも約3度も高い猛暑となりました。この時期に、海氷の真ん中に約40年ぶりのポリニヤができて、そこから顔を出した暗い海水が太陽熱をより多く吸収して、さらに海氷が解けてしまう負のループを助長させたみたいです。翌12月に襲った別の嵐は、これまでにウェッデル海で起こった嵐の中でもっとも南まで達しました。記録的な海氷の減少はこんな風に起こったようです。翌年も同じように海氷は縮小を続け、さらに大きなポリニヤが発生しちゃったとのこと。ポリニヤって名前はかわいいのにろくでもないですね。

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(2020/07/08)