森田豊医師、空気感染を懸念「ウイルスだけが移動して感染する。社会的距離ももっとあけなきゃ」(スポーツ報知)
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TBS系情報番組「ゴゴスマ」(月~金曜・後1時55分)は8日、新型コロナウイルスの感染拡大について、取り上げた。
この日の東京都の新規感染者が75人となり、6日連続で100人超から減少。ゲストコメンテーターで感染症の専門家の大妻女子大・森田豊特任教授は「少し安心できますよね。休業要請全面解除のあと、何の強い対策も講じてないですから、200、400になるということも十分ありうることだと思って、いつも心配してますけど、それが3桁から2桁に戻ったということは、内訳は大事なのかもしれませんけど、安心材料になったことは事実」と話した。
一方、新たに空気感染の可能性が出てきたことについて、「ちょっとびっくりしました。これまでは飛沫感染、マイクロ飛沫感染(エアロゾル感染)と言われていて、ウイルスの周りに咳のしぶきが付いてそれが飛ぶと。だから大体2メートル位しか飛ばないだろうと。マイクロ飛沫の場合は15分とか20分とか漂っているんですけどね。今回空気感染となると、ウイルスだけが移動して感染するということになりますから、2メートルでは十分ではなく、場合によっては5メートルとか10メートル飛ぶということなんでしょうね」と解説した。
まだ、結論が出ていないとしながらも「もし、これが本当だとすれば社会的距離ももっとあけなきゃいけないということですから。方針がどんどん変わってきますよね。慎重にこれは検証すべきだと思います」とした。
MCの石井亮次キャスター(43)も「アクリル板があろうが無かろうが…ということになってしまう」と困惑顔だった。