【ヤクルト】2戦連続延長戦で今季初の引き分け…救援陣7回無失点、山田哲2打点、エスコバー4安打(スポーツ報知)

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◆JERAセ・リーグ公式戦 中日5―5ヤクルト(8日・ナゴヤD)=延長10回=  ヤクルトは、2試合連続の延長となった接戦で粘りきり、今季初の引き分けとなった。同点の延長10回は、7番手の梅野が無失点で抑えて、3時間半を超えた熱戦を締めくくった。  試合は序盤から大きく動いた。初回からヤクルト先発のイノーアは乱調。阿部、福田に連打を浴びるなど、2死二、三塁のピンチを背負うと、高橋に中前2点適時打を浴びて先取点を献上。さらに続くA・マルティネスにプロ初打点となる適時二塁打を許して、初回にいきなり3点を失った。  打線はすぐに奮起。直後の2回に村上と西浦の連打などで無死満塁のチャンスを作ると、エスコバーが中前適時打。来日1年目の試合はこの試合で初の4安打も記録し「チャンスだったのでランナーを還す意識でコンパクトに打つことを心掛けました」とうなずいた。続く嶋も押し出し四球を選ぶと、イノーアが自らのバットで中犠飛を放って同点。すぐに試合を振り出しに戻した。  立ち直りたいイノーアだったが、同点の3回に3安打を浴びて2点を献上。3回7安打5失点でマウンドを降り、3試合目での初勝利を逃し、防御率も10・64にまでなった。それでもしぶといヤクルトは、4回に7月の月間打率が試合前の時点で1割1分5厘だった山田哲が8試合ぶりの打点となる右前2点適時打を放ち、再び追いついた。  7月に入ってから本来の力を発揮できていなかった山田哲は「打ったのはストレートです。コンパクトに打つことが出来ましたしランナーを還すことが出来て良かったです」とコメント。トンネルの出口が見えたかのような、逆方向への鮮やかなヒットだった。  5―5となった5回以降は、両軍のリリーフ陣が踏ん張って、スコアボードには「0」が続いた。ヤクルトは4回から2イニングを中沢、6回を長谷川、7回を梅野が1人の走者も出さない完璧リレー。8回は清水が先頭の福田に中前安打を浴びたが、続くビシエドを二併打に打ち取って、ピンチを広げることはなかった。9回には前夜にプロ初勝利を挙げた寺島が、2死二、三塁のピンチを背負ったが大島を遊ゴロ。打線は8回以降、ヒットが1本も出なかった。

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(2020/07/08)