習指導部のコロナ対応批判の学者を拘束 中国、出版など問題視か(西日本新聞)

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 【北京・川原田健雄】中国の習近平指導部を批判し、昨年3月に教授を務める清華大から停職処分を受けた許章潤氏が6日、公安当局に拘束されたことが分かった。関係者が明らかにした。許氏は処分後も、新型コロナウイルス対応などを巡って指導部批判を繰り返しており、一連の言動が問題視されたとみられる。  関係者によると、6日午前、公安当局者約20人が北京郊外の自宅を訪れ、許氏を連行した。その後、四川省成都で買春をした疑いがあると同省公安当局から家族に連絡があったという。  著名な改革派学者として知られる許氏は2018年7月、習指導部が決めた国家主席の任期撤廃について「毛沢東時代に逆戻りさせるものだ」などと批判する文書をインターネットで公表した。  今年2月と5月に発表した文書では、習指導部の新型コロナ対応を批判。感染拡大を招いた政治責任の追及や国民への謝罪を求めていた。許氏はこれらの文書を本にまとめて海外で出版しており、関係者は「出版が当局を刺激したのではないか」と推測した。

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(2020/07/08)