MotoGPとF1の日本GPが中止に……その背景には何があったのか?:モビリティランド社長に訊く(3)(motorsport.com 日本版)

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 2020年のMotoGP日本GPとF1日本GPは、相次いで中止が決まってしまった。両レースを主催する予定だったモビリティランドの運営サーキットで、今年唯一開催される予定のまま残っている国際レースが、鈴鹿8時間耐久レースである。 【ギャラリー】また来年この光景が見られることを願って……F1日本GPにやってきた“クレイジー”なファンたち  鈴鹿8時間耐久レースは、当初は7月に開催される予定だった。しかし現時点では、10月30日~11月1日に延期されることは決まっている。 「鈴鹿8耐はちゃんとやりたいですよね。でも、現時点では世界情勢がどうなるのか分かりません。祈るのみです」  そうモビリティランドの田中薫社長は語る。鈴鹿8耐は、世界耐久選手権(EWC)の最終戦に組みこまれている。実際に開催できるかどうか、その判断基準はどこに置かれているのだろうか? 「感染に関する状況がどうなるのか……人やクルマの移動がどうなるのか……ヨーロッパから渡航できないと、世界選手権として開催できないじゃないですか」  渡航制限が緩和されなかった場合、国内イベントとして8耐を開催するという可能性はないのか? 「今のところ、そういう仮定はありません。世界選手権として、8耐をやりたいと考えています」  この鈴鹿8耐は、無観客ではなく、観客を入れて開催することが目指されている。しかし社会情勢など、不透明な部分が非常に多い。 「三密対策をいろいろと検討しなければいけないと思っています。予定の時期ならば、うまくいけば多くのお客様をお迎えできるかもしれません。ただ、それだけの規模のお客様をお迎えするレースのガイドラインは現時点ではなく、しかもしっかり間隔を確保しなければいけません。それができる数を想定しながら、検討していくことになると思います」  ただサーキットに隣接するゆうえんち”モートピア”では、すでに通常営業が始まっており、そこで行なわれた対策を、レースに役立てることもできるはずだ。 「たくさんのお客様に来ていただいて、それを受け入れるというノウハウは活かせると思います。ただ、まだこの状況ですと、それほど多くのお客様に遊園地にお越しいただけていない。休日は従来の半分以下、平日には9割減という日もあります。まだ県を越えて遊びに行こうとか、お子さんを連れて行こうとか、そういうためら

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(2020/07/08)