大雨 土砂に車が巻き込まれる 県内各地で被害相次ぐ(18時15分時点)(KKB鹿児島放送)

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 降り続く雨で、鹿児島県鹿屋市では7月に降る雨の平年値の3倍に達するなど、記録的な大雨となっているところがあります。土砂崩れが相次いでいて、大隅地方と十島村では土砂災害に厳重な警戒が必要です。    梅雨前線の影響で大気の状態が非常に不安定となっていて志布志市では8日朝、1時間に88mmの猛烈な雨を観測しました。鹿屋市では降り始めからの総降水量が、1000mmを超え7月の月間降水量の平年値の3倍に達したところがあります、これまでの大雨で土砂災害の危険度が非常に高まっているところがあり鹿屋市などに土砂災害警戒情報が出されています。    海沿いの国道をふさぐ大量の土砂ー。午前7時前錦江町神川の国道269号で道路横の斜面が崩れ付近を走っていた軽貨物車が巻き込まれました。その後、波打ち際で車に乗っていたとみられる63歳の男性1人が見つかり、海上保安庁のヘリコプターで救助されました。男性は病院に搬送されていて、頭と腕に軽いけがをしていますが、命に別状はないということです。大隅半島のいたるところで土砂崩れが起きていて生活道路が寸断されていました。    鹿児島県志布志市でも被害が出ています。消防によりますと、志布志市有明町原田で8日、住宅裏の崖が崩れているのが見つかりました。住宅に被害はありませんでしたが、土砂が近くの川に流れ込み橋が崩れるなどの被害が出ています。鹿児島市小山田町では6日、70代の男性が土砂崩れに巻き込まれ肋骨を折るなどのけがをしました。    男性は、田んぼの様子を見に行こうと軽トラックで向かったところ、車から降りた際に土砂に巻き込まれたということです。この男性のほかに錦江町で8日土砂崩れに巻き込まれた男性、4日に出水市で左足首をけがした男性、あわせて3人が大雨でけがをしています。    鹿児島県南さつま市では新聞配達をしていた63歳の神野久雄さんの行方が6日からわからなくなっていて、警察などが川に流された可能性があるとみて捜索しています。    住宅の被害も出ています。県によりますと、少なくとも長島町で1棟が全壊、鹿児島市で2棟が半壊、長島町で1棟が一部損壊したほか、いちき串木野市や湧水町など各地であわせて9棟が床上浸水、67棟が床下浸水の被害を受けています。    また、鹿屋市ではわかっているだけでも床上浸水23棟、床下浸水110棟の被害が出ていて、市

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(2020/07/08)