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　8日の東京外国為替市場の円相場は1ドル＝107円台半ばで取引された。 　午後5時現在は前日比16銭円高ドル安の1ドル＝107円47～49銭。ユーロは15銭円高ユーロ安の1ユーロ＝121円31～35銭。 　朝方は、小幅な値動きだった米国市場の流れを引き継いで始まった。日経平均株価の上昇をにらみ、低リスク資産とされる円が売られる場面もあったが、株価が下落すると円に買い戻しも入り、方向感を欠く展開だった。 　市場では「新型コロナウイルスの感染拡大や米中対立の先行きが不透明な中で、積極的な売買は手掛けにくい」（外為ブローカー）との声があった。

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(2020/07/08)