「寺子屋」9市町に拡大 静岡県教委、学習支援人材育成へ新講座(@S[アットエス] by 静岡新聞SBS)

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 静岡県教委は本年度、小中学生対象の学習支援事業「しずおか寺子屋」を、2017~19年度にモデル事業を行った三島、袋井など3市から、9市町に拡大して実施している。学習支援の人材育成を目指して大学生ボランティアの参加に力を入れているが、新型コロナウイルスの影響による日程変更や大学の休校で、学生の確保に苦慮している。  しずおか寺子屋は小中学生に家庭での学習習慣を身に付けてもらうことを目標に、地域住民や元教員が放課後、夏休みなどを利用し、学校や公民館で開いている。本年度は新たに裾野市や富士宮市が実施市町に加わった。感染症の影響で日程を検討中の市町もあるが、これまでに8市町、23カ所の開催日程が決まり、一部は既に活動を始めている。  県教委は大学生の募集と市町とのマッチングをしている。19年度は6大学の35人が参加した。本年度は新たに学習支援員として初めて活動する学生を対象にした養成講座も始めた。ただ、新型コロナウイルスの影響で大学も長期の休校となり、講義やガイダンスを通じた募集が例年通りにできなかった。6月下旬に開いた講座の初回は定員25人に対し6人の参加にとどまった。  このため、県教委は養成講座への参加や学習支援員を希望する学生を随時募集する。社会教育課の担当者は「子どもたちにとって大学生は身近な存在で憧れの目標になる。教育や子どもと接することに興味のある学生に参加してほしい」と話した。  申し込み、問い合わせは同課<電054(221)3162>へ。

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(2020/07/08)