【今治】"J"初勝利はお預けに…。次節以降、ファン・サポーターの前で初勝利を届けられるか(SOCCER DIGEST Web)

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 J3開幕戦ではアウェーの地で前年J2の岐阜に対し、攻守に渡り合い0-0のスコアレスドロー、勝点「1」をもぎ取った今治。リュイス監督いわく「サッカーは観衆があってこそ。完全な形ではない」というリモートマッチ2節・熊本戦は、ホームサポーター席でサポーターたちの想いが綴られたビッグフラッグが見つめる中、ホーム開幕戦・J3初勝利への期待は否応なく高まっていた。 【PHOTO】興梠慎三・宇佐美貴史ら50名が厳選した「Jリーグ歴代最強チーム」を一挙公開!  ただし、相手は開幕戦で同じく前年J2の鹿児島に谷口海斗の2ゴールなどで3-2と快勝した熊本。加えて「宿舎でのニュースで災害の状況は見ていたし、大木(武)監督からも試合前に豪雨災害の話があって、アウェーでも何としても勝利を届けようと思った」(髙橋利樹)熊本の気迫は、今治のどんな相手でも勝ちにいく意識「コンペティテイブ」を前半凌駕する。  13分に今治のプレッシングがわずかに緩くなったスキを突き、左サイドから石川啓人が上げたクロスに「練習後にずっとやっていた」髙橋がヘディングで合わせて先制すると、「システム上、相手の空いてくるところ、サイドを使えていた」(黒木晃平)と、的確な立ち位置からのショートカウンターで相手を寄せ付けなかった。  対して前半は自陣でのポゼッションを強いられた今治は、「もっとアグレッシブに守備をして、もっと挑む気持ちで戦おう」とハーフタイムに話したうえで、後半開始からFWの林誠道を投入。「前線で起点になろうと思った」エース候補の多彩なワンタッチコントロールに起因するポストプレーやサイド突破、反転力はチーム全体に活気を呼び込むことに。    続いて縦へのスピードを増すために両サイドMFとして投入された原田亘や福田翔生も―ー原田はロングスロー含めたチャンスメイキング、福田は持ち味のカットインドリブルで―ー攻勢を生み出す原動力となった。  しかしながら熊本は「下がりすぎる場面があった」(大木監督)中にあっても67分にはミドルシュート、CKで続けざまにゴールに迫り相手に脅威を与えつつ、最後は巧みに時間を浪費して逃げ切り開幕2連勝。対して前半シュート1本から後半は9本と攻勢をかけた今治は、前半はFW・後半は左MFで奮闘した有間潤の言葉を借りれば「後半やってきたことを前半からできないといけない」惜敗となった。

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(2020/07/08)