静岡県 大雨に警戒 いつまで降り続く?(静岡放送(SBS))

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 県内では、大雨が続き降り始めからの雨量は600ミリを超えました。河川の増水や突風被害のほか、土砂災害がいつ起きてもおかしくない状態が続いています。  7月8日午前10時の伊東市です。風が強く、時折、視界が悪くなる程の雨が地面に打ち付けました。浜松駅前でも、激しい雨と強い風が吹きつけました。通勤・通学の人たちは、雨と風の勢いが強まるたびに傘を懸命に支えて足早に先を急ぎました。降り始めからの雨量は、山沿いを中心に600ミリを超えました。  静岡市葵区の小布杉では7日の朝、連日の雨で山の斜面が崩れ道路をふさぎました。静岡市によりますと、9世帯19人が孤立しましたが、先ほど道路は復旧しました。  静岡県に隣接する長野県では、午前6時43分に大雨特別警報が発表されました。長野県を起点とする天竜川では8日も水位が上昇していました。 <岡部聡ディレクター>「天竜川の船明ダムです。ゲートを開放しているので、怖いくらいの流れです」(サイレン)「いま、サイレンが鳴りました。放水がさらに多くなるのでしょうか」  午後1時20分、川の水が増えるサイレンが鳴り、ダムから放流される水量は毎秒4500トンに達しました。天竜川ではこれまでに大きな被害は確認されていませんが、今後も警戒が必要です。 <伊豆川洋輔記者>「吉田町大幡の富士見橋です。ご覧の通り、大井川の水かさが増し、水の流れもかなり速くなっています。その影響で、あちらに見える護岸に損傷がみられ、現在、緊急での復旧作業が行われています」  大井川では川の水が堤防に迫り、漂流物や勢いを増した水がぶつかったことで、約50メートルにわたり護岸が損傷しました。川を管理する国土交通省の静岡河川事務所がブロックを置き、復旧作業を行っています。大雨は、9日まで続く見込みで、気象台は土砂災害への警戒や河川の増水などに注意を呼びかけています。

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(2020/07/08)