デジタル化推進に「司令塔」設置へ 「骨太方針」原案(産経新聞)

【リンク先抜粋】
 政府は8日、経済財政諮問会議を開き、経済財政運営の指針「骨太方針」の原案をまとめた。新型コロナウイルス感染拡大で露呈した社会のデジタル化の遅れを克服するため、今後1年間をデジタル化の集中改革期間と設定。内閣官房に改革を推進する司令塔機能を設置し、マイナンバー制度の抜本改革に着手する。テレワークの定着や教育・医療のオンライン化も加速させ感染の第2波に備えた社会づくりを一気に進める。  政府は与党との協議を経て17日にも成長戦略と合わせて閣議決定する。  デジタル化改革を推進するために新たに設置する司令塔は官民で構成。書面や押印を必要とする行政手続きを見直すため、国と地方のデジタル化やマイナンバー制度の見直しに向けた具体的な工程を示す。  マイナンバーカードについては、令和3年をめどに健康データを把握できるようにするほか、外国人の在留カードとの一体化について来年中に結論を出す。  テレワークの定着に向けた数値目標の新設や、男性の育児休業を促す枠組みの検討など働き方改革も進める。東京一極集中の回避に向け、政令指定都市などを中心に人工知能(AI)などを活用して地域の利便性を高めるスマートシティーの実現を加速させる。  今回の原案は喫緊の課題を優先したため、文書の量を昨年の半分程度とし、政策を絞り込んだ。例年示す財政の健全化目標については触れず、年末までに改めて工程の具体化を図る。

続きはこちら

(2020/07/08)