F1開幕戦ダブルリタイアのハース、ブレーキのオーバーヒートは”想定外”「不必要なリスクは負っていない」(motorsport.com 日本版)

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 ハースF1チームにとって、今季のF1開幕戦オーストリアGPは厳しいレースとなった。ケビン・マグヌッセンが24周、ロマン・グロージャンが49周を走ったところで、ブレーキトラブルによりリタイアを喫したのだ。 【動画】2020年F1開幕戦オーストリアGP決勝ハイライト  ふたりのドライバーは、レース序盤からブレーキのオーバーヒートの問題を抱えていたが、チーム代表のギュンター・シュタイナーは、フリー走行3セッションと予選を終えた後の段階でさえ、問題の兆候はなかったと語った。 「ブレーキの問題がなぜ起こったのか分からない。我々はまだそれを調査中だ」  motorsport.comがトラブルについて訊くと、シュタイナーはそう答えた。 「レースのかなり早い段階でオーバーヒートしていた。レースを最後まで走るためには、それを管理する必要があったが、あれほど劇的に壊れるとは思っていなかった」 「ロマンもケビンと同じトラブルだった。彼のブレーキが故障した時、我々は彼と無線で話していたんだ。温度がとても高くなり、摩耗も一気に進んだ。つまりオーバーヒートの影響で消耗してしまったので、オーバーヒートの原因を突き止める必要がある」 「我々は生き残ることができると確信していた。だから、そのオーバーヒートの理由を突き止めなくてはいけないんだ。ここレッドブルリンクではブレーキは常に問題だが、レースを終えることができないほど大きな問題になるとは思っていなかった」 「ブレーキの冷却は、クルマのパフォーマンスに影響するため、可能な限り少なくする。必要な冷却力を推測するんだ」 「空力面の理由から、限界は超えないようにする。通常、冷却は問題にならないが、空力性能を損なうことはある。我々はこれほど状況が良くないと思っていなかったので、不必要なリスクを負ったわけではなかったんだ」  ハースは、PR動画の撮影をする”フィルミングデー”を活用し、走行を行なわなかったチームのひとつだ。今季マシン『VF20』の走行は、カタルニア・サーキットで2月に行なわれたプレシーズンテスト以来、オーストリアGPが初となったのだ。  シュタイナーは、事前に走行を行なうことができれば、問題に気づいていた可能性があると認めた。 「もし我々がテストをやっていたら、何が起こるか事前に気づいていただろう。だが、私はそのせい

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(2020/07/08)