鹿児島県鹿屋市の雨量平年の3倍 再び激しい雨のおそれ 土砂災害に警戒(MBC南日本放送)

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鹿児島県鹿屋市では、8日未明から再び大雨となり、今月2日の降り始めからの総雨量は、平年7月1か月分の3倍に達しました。大隅地方では、引き続き土砂災害に厳重に警戒してください。 気象台によりますと、梅雨前線が9日は九州北部へ北上する見込みで、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、薩摩、大隅、種子島・屋久島地方では、大気の非常に不安定な状態が続く見込みです。 7日大雨が降った鹿屋市では、8日も午前5時21分までの1時間に81ミリの猛烈な雨が降りました。 鹿屋市の今月2日の降り始めからの総雨量は、1060ミリで7月平年1か月の3倍、志布志市でも772.5ミリと、平年の2.6倍の記録的な大雨となっています。 薩摩、大隅地方の雨は現在、小康状態となっていますが、8日夜遅くから再び局地的に激しい雨が降る見込みです。 9日午後6時までに予想される1時間雨量は、薩摩、大隅地方で60ミリ、種子島・屋久島地方で40ミリ、十島村で50ミリ、24時間雨量は、薩摩、大隅地方で200ミリ、種子島・屋久島地方と十島村で150ミリです。 現在、県内には避難に関する情報が出されています。 避難勧告が出されているのは、鹿児島市、志布志市、大崎町、鹿屋市、東串良町、錦江町のおよそ7万8000世帯、14万9000人です。指宿市や南九州市などの6市町およそ7万4000世帯およそ15万3000人には「避難準備・高齢者等避難開始」の情報が出されています。 薩摩、大隅地方では、今月2日からの記録的な大雨で地盤が緩んでおり、土砂災害の危険度が高くなっている所があります。 気象台では土砂災害に厳重な警戒を、低い土地の浸水や河川の増水、落雷、竜巻などの激しい突風に注意を呼び掛けています。

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(2020/07/08)