出合い頭の衝突事故相次ぐ「東雁来」 4人死傷の背景に何が? 北海道札幌市(HBCニュース)

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 札幌市東区の東雁来では、今月に入り、2つの出合い頭の事故で、4人が死傷しています。なぜ、事故が相次ぐのか?現場を取材しました。  前が大きく壊れた乗用車とピックアップトラック。今月5日の夕方、東区東雁来の交差点で、2台の車が出会い頭に衝突し、3人が死亡。2日後の7日も…。  「現場には事故の衝撃で割れたとみられるガラスの破片が落ちています」(記者リポート)  同じ東雁来の交差点で、軽トラックと大型トラックが出会い頭に衝突。軽トラックを運転していた女性がろっ骨などを折る大けがをしました。  事故が起きた2つの交差点の距離は、わずか200メートル。なぜ、事故が相次いでいるのでしょうか。1件目の3人が死亡した事故。衝突した2台の車は、20メートル以上、弾き飛ばされました。このことから、2台の車は、かなりのスピードが出ていたとみられます。  東雁来は、1990年代の後半から大規模な開発が始まった地域で、道路は、直線で幅も広く、スピードを出す車が目立つといいます。  「速度超過で走っているなと見てわかるような車もいる」「とにかく直線が長いのと、見通しがいいので、どうしてもみんな(アクセルを)踏んでスピードを上げちゃう」(近所の人)  事故が起きた市道を実際に走ってみると、2つの現場を挟んだおよそ1キロの区間に、一時停止の標識は4つしかありませんでした。さらに、信号機は1か所だけです。  「前回の事故現場には、一時停止の標識がありましたが、今回の事故現場には一時停止の標識はなく停止線もありません」(記者リポート)  「まず止まれ。止まれの標識、信号をつけてもらいたい。増やしてもらいたいですね」(近所の人)  悲惨な事故を繰り返さないためには、慎重な運転はもちろん、一時停止の標識や標示を新たに設けるなど、ドライバーへの注意喚起も必要です。

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(2020/07/08)