NY大停電、暴動、殺人鬼“サムの息子”の影――ナオミ・ワッツ「ウルフ・アワー」7月31日公開(映画.com)

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 [映画.com ニュース]ナオミ・ワッツが主演するマインドブレイク・スリラー「The Wolf Hour(原題)」が、「ウルフ・アワー」の邦題で、7月31日から日本公開されることが決定。あわせて、日本版アートワークと予告編がお披露目された。 【フォトギャラリー】「ウルフ・アワー」場面写真  サンダンス映画祭で正式上映された本作は、治安が全米最悪だった1977年のニューヨークを背景とした物語。当時は、空き家となった集合住宅が立ち並び、保険金目当ての放火や暴動、強盗が多発。街にはドラッグが蔓延し、街路には麻薬やアルコールに溺れた人々がのさばる無法地帯となっていた。  また、76~77年にかけて若い女性を中心に13人を襲撃し、6人を殺害した連続殺人鬼“サムの息子”(デビッド・バーコウィッツ)の存在が、街を恐怖のどん底に陥れ、77年にはニューヨーク大停電が発生。物語の舞台となるのは、最も危険な地区とされたサウスブロンクス地区。過去のトラウマから外界への恐怖心を植え付けられ、自宅に閉じこもって暮らす女流作家のジューンの凄絶な体験を描き出している。  記録的な猛暑を迎えたニューヨーク。治安の悪化により暴徒と化した市民が至るところで略奪を繰り返し、さらに女性ばかりを狙う連続殺人鬼“サムの息子”の出現が街に暗い影を落としていた。ブロンクスに暮らす女流作家のジューン(ワッツ)は、カウンターカルチャーの旗手として輝かしいキャリアを築いてきたが、ある事件をきっかけで筆を断ち、それ以来外界と隔絶し、自宅に閉じこもっていた。ある日、彼女の暮らすアパートのブザーがけたたましく鳴り響く。一体、誰が彼女を訪ねてきたのか? 予告編では、そのブザーは、彼女を待ち受ける地獄の始まりにすぎなかった。予告編は、閉鎖的な生活を送るジューンの姿に加え、彼女が“外界からの影響”によって追い詰められていく光景が映し出されている。  「ウルフ・アワー」は、7月31日から「未体験ゾーンの映画たち2020 延長戦」の1本として、東京・ヒューマントラストシネマ渋谷で公開される

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(2020/07/08)