「サインツJr.との接触は僕のミス」フェラーリのベッテル、”うまくいかなかった”開幕戦を振り返る(motorsport.com 日本版)

【リンク先抜粋】
 フェラーリのセバスチャン・ベッテルにとって、2020年のF1開幕戦オーストリアGPは、厳しいレースとなった。予選Q2を突破できず、決勝レースを11番グリッドからスタート。途中マクラーレンのカルロス・サインツJr.と接触し、スピンするシーンもあった。ただ、多くのマシンがリタイアしたことなどにも助けられ、結局10位に入賞し1ポイントを手にすることができた。 【ギャラリー】明暗分かれた“優勝請負人”のキャリア……フェラーリに移籍したチャンピオン経験者たち  一方でチームメイトのシャルル・ルクレールは、マシンのパフォーマンスこそベッテル同様に厳しいモノだったが、乱戦を戦い抜き、ルイス・ハミルトン(メルセデス)に科されたタイムペナルティの助けも受け、2位表彰台を手にした。  月曜日の夜にServus TVの番組に出演したベッテルは、頭を整理するために、その日1日を使ったと語った。 「レースの合間の時間を、ここで過ごしている。太陽の光を、うまく使っているんだ」  ベッテルはそう語った。 「僕は山にいて、頭をスッキリさせた。今日は新鮮な空気を吸えて良かったよ。山には誰もいなかった。僕はひとりで、自分のための時間を使った。今の状況の中では、それが気持ちいいんだ」  そしてベッテルは、日曜日のレースについて語り始めた。 「スピードが足りなかっただけだ。僕らはまだ、それを探している。理想的ではなかったモノが、いくつかあるかもしれない。マシンは、僕が金曜日に感じたのと同じようには認識できなかった。つまり全体的に、僕によっては良い日じゃなかったんだ」  さらにベッテルは、サインツJr.との接触について尋ねられ、次のように語った。当時のサインツJr.は、前を行くルクレールとポジションを争っていた。 「攻撃を仕掛けたわけじゃなかった。僕は彼らのできるだけ近くにいようと思ったんだ。ふたりは少しバトルしていた。でもカルロスが土壇場で、インに動いてくるとは思わなかったんだ。あれは僕のミスだ。彼にぶつかりたくなかったから、急ブレーキをかけ、後輪をロックさせたんだ」 「ハンドブレーキがなかった割には、良い仕事をしたと思う。でも、マシンが逆を向くのは、意図的ではなかったんだ」 「とても苛立たしいね。振り返ってみると、コクピットから見た光景を説明できる。それでも、ああいうことは起き

続きはこちら

(2020/07/08)