伊アルプスの氷河がピンク色に、藻の繁殖で染まる 融解進むと専門家(CNN.co.jp)

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(CNN) イタリア北部のアルプス山脈の氷河が、藻の繁殖によってピンク色に染まっている。これにより氷河の融解が加速すると、専門家は警鐘を鳴らしている。 伊国家研究会議の極科学研究所に所属するビアジオ・ディマウロ氏がCNNに語ったところによると、変色が起きているのは北部のプレゼナ氷河。変色自体は春と夏によくみられる現象だが、今年は例年になく目立つ状態だという。 ディマウロ氏が4日に現地を調査したところ、変色の原因だという氷雪藻の繁殖が非常に進んでいた。春と夏は降雪量が少なく、気温も高いため「藻の繁殖にとって完璧な環境が整う」と同氏は指摘する。 氷河が着色すると融解に作用するエネルギーをより多く吸収することになる。 「間違いなく氷河にとってはよくない」(ディマウロ氏) ディマウロ氏はより詳細に状況を調べて藻の集中している箇所を特定する計画。衛星画像によるマッピングも行うとしている。 同氏は以前、スイスのモルテラッチ氷河を調査した実績も持つ。同氷河ではやはり藻の繁殖により、氷が紫色に染まっている。

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(2020/07/08)