コロナ対策の住宅、続々 テレワーク部屋 玄関に手洗い場(産経新聞)

【リンク先抜粋】
 新型コロナウイルス感染拡大を機に自宅で過ごす時間が増える中、大和ハウス工業は8日、テレワーク専用部屋を確保した住宅を公開した。住宅メーカーなど関連業界では、ウイルスを極力室内に持ち込まない対策や、扉の開閉を自動化して手が触れる機会を減らす工夫を施すなど、新型コロナ禍に対応した新しい住まいづくりを提案する。在宅勤務の普及や外出自粛の長期化で生じた自宅生活の悩みを解消したい考えだ。  大和ハウス工業は防音機能を備えたテレワーク専用部屋を提案する。室内で反響した音が集中しやすい部屋の角に音を吸収する素材を使った仕組みを設け、ビデオ会議の最中に音が共鳴するハウリング現象を防ぐ。また、二重窓や防音ドアで室外の音を聞こえにくくしながら室内の音を外に漏れにくくする効果をもたせた。  新築戸建て住宅の場合、約3畳で71万5千円(税込み)から販売する。大友浩嗣常務は「暮らしと仕事を融合させる考え方が必要だ」と強調する。  住まいの衛生環境づくりも進む。木造住宅を手掛けるアキュラホームは、玄関に自動水栓付きの手洗い場を設け、帰宅後にウイルスを極力室内に持ち込まない工夫を施した住宅を提案する。  住宅設備大手LIXIL(リクシル)は、リモコン操作で玄関扉を開閉できる後付け機器を販売する。鍵の施錠と解錠もリモコン操作で可能で、9月1日から全国販売を始める。手を触れずに扉の開け閉めができ、感染症のリスクを軽減させる効果が期待される。

続きはこちら

(2020/07/08)