「足腰の強さすごい」 炎鵬“貴イズム”で再浮上狙う 大相撲7月場所(夕刊フジ)

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 人気力士の炎鵬(25)=宮城野=が貴イズムで7月場所(19日初日・両国国技館)に挑む。  貴といっても元横綱貴乃花ではなく、父の元大関貴ノ花の方。炎鵬は「足腰の強さはすごい。今も独学なので正解が分からないが、マネしてやってみたりしています。相撲の取り口は全然違いますけど。体が小さいと足腰が生命線なので、見習うところはあります」と動画で研究している。  身長は183センチと、炎鵬よりも14センチも高いが、100キロちょっとという細身は同じ。「基本的には上半身よりも下半身に意識を持ってという感じ。立ち合いのときの足の形、組んだときの足の幅とかいろいろ試しながらやっています」と参考にしている。  72年初場所で貴ノ花と横綱北の富士の「つき手、かばい手論争」が起こった相撲史に残る一番が印象に残ったそうで「勝利への執念ですかね。あそこであんな残り方はふつうできないですよね」と感銘を受けたと明かす。  もっとも炎鵬も、足腰は強い。師匠の宮城野親方(元幕内竹葉山)が「体幹が強いので、小さくても土俵際で押されない。昔の旭国さん(元大関、174センチ、118キロ)がそうだったけど、足に根が生えているみたい」と称したことがあるが、さらにパワーアップを目指す。  白鵬とは一緒にトレーニングを行い「メンタル的な部分。根性的なところを鍛えてもらっています。自分を追い込んで自分を奮い立たせろと、よくおっしゃられます」と鍛えられている。  春場所は自己最高位の東4枚目まで番付を上げるも、上位の壁にはね返され、6勝9敗で5場所ぶりの負け越し。「まだまだ力不足。もっと全体的に力をつけて着実に上がっていきたいなと思います」と再浮上を目指す。 (塚沢健太郎)

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(2020/07/08)