大谷翔平“大荒れ”7四球 1年10カ月ぶり実戦マウンドも…投手復帰に不安(夕刊フジ)

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 右肘内側側副靱帯(じんたい)の再建術(トミー・ジョン手術)でリハビリを続けていたエンゼルスの大谷翔平投手(26)が、7日(日本時間8日)、エンゼルスタジアムで行われているキャンプで紅白戦に登板した。実戦登板は18年9月2日のアストロズ戦以来、約1年10カ月ぶり。心配された右肘のコンディションは問題なかったが、制球に苦しみ3回を投げて1安打、1三振、7四球と大荒れ。投打の二刀流完全復活にはまだ調整が必要なようだ。  まず1回表にマウンドに上がったのは、敵軍の先発アンドリュー・ヒーニー。開幕投手が決定しており、1死から主砲トラウトを歩かせたが、その後の2三振を奪って順調に立ち上がった。  1回裏にマウンドに上がった大谷はヒーニーとは対照的だった。予定の3イニングは投げたが、実戦感覚をつかみきれていない様子がうかがわれた。  まず先頭で打席に入った左打者のラステラをストレートの四球で歩かせた。次のシンモンズはフルカウントから三振に打ち取ったが、盗塁と暴投で1死三塁。続くレンドンに再び四球を与え、ベテランのプホルスに3球を投じたところで、予定の投球数に達したために小走りでマウンドを降りた。  この回、2四球、2暴投。18球を投じてストライクは5球しかなかった。特別ルールのために失点には至らなかったが、大量点を奪われてもおかしくない立ち上がりだった。  2回も不安定だった。再びプホルスとの対戦から始まったが、次打者スタッシーにも連続四球を与え、無死一、二塁。ここでラステラに右前適時打を許した。無死一、二塁となったところでまたこの回を投げきれずに投球数がかさんでチェンジとなった。  さらに大荒れだったのは3回。シモンズに四球のあとレンドンの初球は死球。特別ルールでこれをボール扱いとして打席を続行したが結局四球。続くプホルスも四球で、この回17球を投げたところでマウンドを降りた。 3回で打者10人に50球を投げ、ストライクは15球。7四球だった。  試合前、マドン監督は「彼が投げ終わったときに健康に問題がないということ。今は高い期待を持っているわけではない。観客もいないし、その中でどんな調子か興味があるという感じ」と話していた。まずは投手として実戦復帰するという最低限の目標は達成したが、24日(同25日)の開幕に向けては不安の残る内容だった。  新型コロナウイル

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(2020/07/08)