B3・さいたまブロンコスのロゴはなぜグリーンから赤へと変わったのか?(VICTORY)

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チーム刷新でなにかと話題を振りまくB3リーグのさいたまブロンコス。7月1日には、グリーンを基調としたこれまでのロゴを大胆に「SAVAGE RED(サベージレッド=赤)」に変更した新ロゴを発表し、公式ウェブサイトに載せられた「赤い絆」の力強いメッセージと共に話題となった。 横浜DeNAベイスターズ初代球団社長であり、現在一般社団法人さいたまスポーツコミッション会長、この春からはさいたまブロンコスのオーナー兼取締役に就任した池田純氏がこのドラスティックなロゴ変更に隠された意図を語った。 ◇ ◇ ◇ 読売巨人軍ならオレンジ、西武ライオンズならブルー、浦和レッズならその名の通り赤など、プロスポーツチームにはアイデンティティともいえるチームカラーがある。このチームカラーを大胆に変更したのが、新オーナーに池田純氏を迎えたさいたまブロンコス。長年親しまれてきたグリーンのロゴを赤く力強いデザインへと変更した。 「このチームがブロンコスを名乗り始めたのは、1982年からです。チームカラーがグリーンになったのは、ホームタウンである所沢に近い狭山の名産品であるお茶のイメージに合っていたのと、当時NBAの強豪だったボストン・セルティックスにあやかったという2つの理由があったようです。 実は、私はオーナーシップをとったとき、このグリーンは守ろうと思っていたんです。やはりそこには歴史があり、チームを作った方々の思いがこもっていますから。でも私にチームをたくした方々から『とにかくすべてを変えてほしい』というリクエストがありました。企業再生をいくつか手掛けてきましたが、すごく珍しいことです。でも確かに、なかなか勝てず赤字まみれだったチームですから、思い切って変えていかなければならない。そこでチームカラーを埼玉県の色でもある赤、サベージレッドに変更することを決めました」 単に埼玉県の色が赤というだけが理由ではない。そこには池田氏ならではのマーケティング的な視点も隠されている。 「埼玉県はミニバスケット人口が最も多い県なんです。つまり若年層のバスケット熱は高い。彼らをブロンコスに巻き込もうと思ったら、まずはその親をターゲットにしなければならない。今の10代の親の世代にとってのバスケットは、『スラムダンク』やマイケル・ジョーダンがいたNBAのシカゴ・ブルズ。両方ともユニフォームが赤なんです

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(2020/07/08)