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吉田町の工場火災を受けて、沼津市では大規模な倉庫を対象に、緊急の特別査察がありました。 　沼津市などをエリアとする駿東伊豆消防本部が特別査察を行ったのは、包装用の資材を卸す会社の物流センターです。7月8日は、現場で実際に活動する消防隊員が、排気口や窓の位置を確認しました。また、責任者の立ち合いの下、可燃物の保管状況や防火シャッターなどの設置状況を検査しました。 ＜駿東伊豆消防本部予防課　永森千弘課長補佐＞「同じ消防職員が亡くなられたことを重く受け止めている。（倉庫は）天井が高い、燃えるものが多い、開口部が少ない。特徴を把握することで有事の際に水利や侵入、消火方法などの作戦が取れるので重点的に見た」 　駿東伊豆消防本部は、管内にある大規模な倉庫10施設について7月12日まで特別査察を行う予定です。

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(2020/07/08)