企業の「業況感」コロナで記録的な落ち込み (静岡県)(静岡放送(SBS))

【リンク先抜粋】
 日本銀行静岡支店は、企業の景況感などを3か月ごとに調査する「短観」の6月の結果を発表しました。前回の調査からの下落幅が過去最大で、新型コロナの影響が色濃く現れました。 <日本銀行静岡支店 野見山浩平支店長>「この業況判断は記録的な落ち込みとなった。これからの回復には、相当時間がかかるということであります」  日本銀行静岡支店によりますと、6月の調査で県内企業271社のうち、景気の現状を「良い」と答えた企業から、「悪い」と答えた企業を引いた「業況判断指数」はマイナス44となりました。これは、リーマンショック後に2009年3月の調査で記録した「マイナス51」以来の低い水準で、直前の調査から34ポイント減りました。これは1974年5月の調査開始以来、過去最大の下げ幅です。今回の調査では、幅広い業種が新型コロナウイルスの影響で大きく悪化し、中でも宿泊・飲食サービスでは、回答した企業のすべてが「悪い」と答えました。日銀静岡支店では、「先行きの不透明感が企業マインドの重しになっていると思われる。今後は、コロナショックの影響が徐々に和らぎ、国内外の経済活動の再開に期待している」と話しています。

続きはこちら

(2020/07/08)