ソフトバンク千賀が自己最速タイ161キロで復帰戦白星! リタイア続出の鷹を救えるか(東スポWeb)

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 鷹のエースが帰ってきた。右前腕部の張りなどで出遅れていたソフトバンクの千賀滉大投手(27)が、7日の楽天戦(ペイペイ)で復帰登板。5回3失点ながら随所で今後に大きな期待を抱かせる投球を見せた。  鮮烈な立ち上がりだった。初回、1番茂木への初球は159キロの直球。さらに2球続けて159キロを投げ込むと、4球目で自己最速タイの161キロをマークする。最後は内角への159キロの直球で見逃し三振を奪った。  しかし、相手は好調の楽天打線。続く鈴木大に左前打を浴びると、4番浅村に四球を与え二死一、二塁。ここで5番島内に中越えの2点適時二塁打で先制を許してしまった。その裏に柳田の2ランで同点、2回に栗原のソロで勝ち越してもらったが、3回に浅村に同点に追いつかれる8号ソロを浴びた。  5回を投げ終え球数が94球となったところで降板。「簡単に先制点を与えてしまい、逆転してもらってすぐに追いつかれ野手の皆さんに本当に申し訳ないです。カードの頭を任せてもらったのに5イニングしか投げることができなかったこともしっかり反省しないといけない」と千賀の口から戒めの言葉が並んだ。それでも5回に浅村をフォークで三振に打ち取ってやり返すなど、ところどころで〝らしさ〟ものぞかせた。  6月26日の阪神二軍戦(タマスタ筑後)に先発。83球を投じて順調な調整ぶりを見せた。次の二軍戦で「100球超え」をクリアして一軍に復帰するプランが基本線だったが、首脳陣は〝ぶっつけ〟で楽天戦のカード頭にエースを投入。楽天打線の充実度、6連戦における初戦の重要性を考えたからに他ならない。  この日は8日の第2戦に先発予定だった新助っ人のムーアが試合前練習のアップ中に左ふくらはぎを痛めるアクシデントが発生。急きょブルペンのメンバーから若手左腕・笠谷がプロ初先発に臨むことになった。さらに野手陣でも開幕から頼もしい活躍をしていたベテラン・長谷川が右脇腹の筋挫傷で登録抹消されるなどチームは緊急事態となっている。その中でエースが元気な姿で戦列復帰。鷹にとってこの意味は大きい。

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(2020/07/07)