【ヤクルト】井野卓の押し出し四球で貯金1 スアレスはリーグトップ防御率0・53(スポーツ報知)

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◆JERAセ・リーグ公式戦 中日1―2ヤクルト(7日・ナゴヤD)=延長10回=  ヤクルトが、延長戦を制して、貯金1とした。同点の延長10回に3つの四球で2死満塁のチャンスを作ると、9回裏の守備から出場していたプロ15年間でわずか9打点だった井野卓捕手(36)が、押し出し四球を選んで勝ち越した。  静かな序盤だった。ヤクルト・スアレス、中日・柳の両先発が、好投を見せた。5回まではお互いに譲らず、無失点。4回までは両チーム三者凡退が一度もなく、走者を出しながらではあったが、本塁は遠かった。  均衡を破ったのは6回。ヤクルト先頭の村上が右前安打で出塁すると、続く西浦が右中間への適時二塁打を放ち、先取点をゲット。7月に入ってから5番に定着する好調な29歳は「打ったのはカーブです。後ろに繋ぐ気持ちで、最低でもランナーを進めようと思っていました。喰らいついていった結果が良いところに落ちてくれました」と納得だった。  中日・柳は7回で121球を投げて1失点。だが、ヤクルト・スアレスは6回78球を投げ、7四球を与えながら1安打無失点で抑えた。「立ち上がりコントロールに苦しんで四球を出してしまったが、集中力を切らさず粘りのピッチングが出来ました。なかなかお互い得点がとれないゲームの流れでしたが、先制点を与えないように最後まで集中したピッチングでした」と振り返り、防御率は0・53となり、リーグトップとなった。  7回以降は救援陣に託した高津監督。7回は清水が無失点で抑えたが、8回に3番手・マクガフが、ビシエドに適時二塁打を浴びて同点に追いつかれた。9回は両軍無得点で延長戦へ。延長10回、ヤクルトは1安打も放たなかったが、4四球で1点を奪って勝ち越した。1点リードの10回裏は、2死満塁のピンチを背負ったが、石山が踏ん張った。  ヤクルトはこれまで七夕は15年から5連敗中だったが、6年ぶりの白星をつかんだ。

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(2020/07/07)