山下健太、コロナ禍による検疫規則の影響で2020年のレース計画はどうなる? WEC、スーパーフォーミュラのいずれかを欠場する可能性も(motorsport.com 日本版)

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 今季は日本のスーパーフォーミュラ(SF)にKONDO RACINGから参戦する傍ら、2019-2020シーズンのFIA 世界耐久選手権(WEC)LMP2クラスにハイクラス・レーシングから参戦している山下健太。しかしながら、新型コロナウイルス流行による入国制限によって、両カテゴリーにフル参戦できない可能性が浮上している。 【動画】日本語猛特訓中! サッシャ・フェネストラズがファンに向けて日本語でメッセージ  新型コロナウイルスのパンデミックにより、世界中のモータースポーツイベントがその開催スケジュールを大幅に変更せざるを得なくなったが、変更後のスケジュールにもおいても、スーパーフォーミュラとWECの日程が直接衝突しているものはない。しかしながら、日本の検疫規則が事態をややこしくするかもしれない。  現在、ヨーロッパを含む120以上の国から帰国した日本人は、2週間の検疫を受けることが義務付けられている。これが今後も継続するのであれば、山下は8月13~15日に行なわれるWECスパ6時間レースと、8月29~30日のスーパーフォーミュラ開幕戦もてぎの両方に参戦することは難しくなる。  こういった場合、山下は通常SFを欠場してWECを優先するものと予想される。しかしながら、彼が7月18~19日に行なわれるスーパーGT開幕戦富士のエントリーリストに名を連ねていることが、状況をさらに複雑にしている。  今季はSFとWECに専念するため、スーパーGTには参戦しない予定の山下であったが、#39 DENSO KOBELCO SARD GR Supraのヘイキ・コバライネンが未だ日本に入国できておらず、その代役として急遽スーパーGT開幕戦に出場することとなったのだ。  フィンランドから日本への渡航制限が緩和される予定は現時点ではないため、山下はWECスパの1週間前である8月8~9日に開催されるスーパーGT第2戦富士、そして8月22~23日に鈴鹿サーキットで行なわれる第3戦にもコバライネンの代役として声がかかる可能性がある。  すなわち、現在の検疫規則が8月まで続いた場合、山下はWECスパに出場するとスーパーフォーミュラ開幕戦とスーパーGT第3戦のどちらにも出場できなくなるため、トヨタは山下を日本に留めておくかもしれない。  WECスパへの参加についてmotorsport.

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(2020/07/07)