観光地にも観光客にも好評「どうみん割」第4弾中止…その理由 北海道(HBCニュース)

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 道民の道内旅行の代金を助成する「どうみん割」。事業者や利用者から熱い期待が寄せられる一方、制度のわかりにくさや、度重なる内容の変更に困惑の声も聞かれます。  網走の流氷硝子館です。ガラスづくり体験が人気の観光スポットですが、新型コロナウイルスの影響で、観光客が大幅に減りました。それだけに「どうみん割」は、観光客が足を運ぶきっかけになるのではと期待しています。  「やっと少しずつ戻ってきた感じ。どうみん割にはすごく期待してます」(流氷硝子館・軍司昇工房長)  その「どうみん割」を巡っては、新たな動きが…。当初、10日から参加事業者の受け付けを始める予定だった第4弾が、急きょ「中止」になったのです。その理由について、道に尋ねると…。  「(中止にしたわけではない?)中止にしたわけではありません。4回に分けていたのを少し前倒しして(第1弾の)特別追加配分枠ということで、3回目から4回目を一緒に募集をして、やろうと」(北海道経済部・大内隆寛観光振興監)  つまり、追加分を加えると、あわせて4回の販売になり、販売の回数は、これまでと変わらないという説明です。制度を変更した背景には、できるだけ早い時期に利用してもらう狙いがあるといいます。  「予約の方もできるだけ前倒しをして、切れ目なく(国の)GOTOキャンペーンにつなげたい」(北海道経済部・大内隆寛観光振興監)  ただ、「どうみん割」を巡っては、第一弾の受け付け開始が延期されたり、追加の販売が急きょ決まるなど、度重なる変更があり、事業者には困惑も広がっています。上川の美瑛町でペンションに勤める高見正子(たかみ・まさこ)さんは、「どうみん割」の第1弾に、260泊分の申請をして、10泊分の割り当てがありました。ただ、制度がわかりにくく申請に手間取ったといいます。  「準備期間が短かった。詳しい説明を聞いてから対象になるまでの時間が短かったので、あっという間に終わってしまった」(ペンション ウィズユー・高見正子さん)  「必ずしも思ったスケジュール通りにいかなかったというのがありまして…皆様に、期待がある分、ご迷惑をかけてしまった」(北海道経済部・大内隆寛観光振興監)  道は、度重なる内容の変更について「全体として利用者にデメリットがあるわけではない」と説明しています。

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(2020/07/07)