佐藤琢磨──世界中みんなで乗り切る!【GQ JAPAN連載特集:希望へ、伝言】(GQ JAPAN)

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──現在の日常について教えて下さい コロナ禍により、私が参戦しているインディカーシリーズも開幕が延期になっておりレースができない状態がつづいています。改めて、レース(スポーツ)は選手やチームだけなく、関係者や運営スタッフ、メディア、そしてファンのみんなの、健康と平和の上に成り立っているんだと痛感しました。そして、一人一人のちょっとした行動は、とても大きな力になることを知りました。それは、時にプラスの方向へのパワーにもなり、マイナスな方向のパワーにもなる。自分自身に対して、まわりの人たちに対してリスペクトの気持ちを決して忘れずに、行動することが大事だと感じました。 ──書籍、映画、音楽、料理など、感銘を受けたものがあれば教えてください 映画はいろいろと観ましたが……そのなかでも数年前に公開された『Miss Sloane(邦題:女神の見えざる手)』は見応えあって面白かったですね。 ──バーチャルレース「e-sports」への参戦が話題になりました レース生活を20年以上つづけてきて、今回はじめてバーチャルレースのe-sportsに参戦したことは大きな変化です。インディカーシリーズの全ドライバーが出場し、運営もインディカーが行うオフィシャルプログラムで、iRacingというオンラインシミュレーションをプラットフォームにしています。 北米では全米でテレビ放送されていて、日本でもGAORAが放送しています。はじめて自宅でシミュレーターなどの装備を準備したり、楽しい反面、チームのエンジニアたちも一緒に走るため、想像以上にシリアスというか本格的で、本物のレースと変わらない緊張感です。自分でも大きなチャレンジになっていますね。 元々オンライン・シミュレーションがとても人気があることは知っていましたが、こういった機会がなければ、自分が取り組むことがなかったかもしれませんし、世界中のプロドライバーたちが一斉に参加したことも重要です。ファンの皆さんにも楽しんでいただけたらと思います。 ──希望の日に向けたメッセージをいただけないでしょうか 医療関係者をはじめ、感染リスクと向き合いながら、働きつづけている方々へ深い感謝と敬意を払います。世界中みんなの共通の想い、それは1日も早い収束です。その共通の想いに向けてみんなで力を合わせて乗り切りましょう。 PROFILE 佐藤

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(2020/07/07)