アーティストの部屋で演奏、オンライン歌舞伎…「レア感」がカギ? コロナ禍でエンタメ業界どう変わる?(TOKYO FM+)

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高橋みなみがパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「高橋みなみの『これから、何する?』」。毎週火曜日は、慶應義塾大学特任准教授でプロデューサーの若新雄純さんとお届け。7月7日(火)の放送では、エンターテインメント業界の未来について話し合いました。 新型コロナウイルスの感染拡大は、エンタメ業界にも多大な被害を及ぼしています。音楽業界では無観客ライブを有料で配信したり、タレントがYouTubeに活路を見出したりと、それぞれの居場所を守るための手段を模索しています。 身近なところもあり、今回特に話題になったのは、本来は会場で楽しむライブ・コンサートについて。電子チケット制による有料配信や投げ銭制度などを活用して収益化を目指す動きもあるなか、若新さんが注目したのは「ライブを開催する場所」。「いまは、これまでのコンサートの形で大きなホールや会館などからの配信が多い印象ですが、映像で観るならアーティストの部屋で演奏したり、スタジオからなら準備の状態から観せたり、いままでとは異なる場所からのほうがファンは喜ぶのでは。そういうものにお金を払う形が新たにできるかも」と見解を示すと、たかみなも「(動画配信サイトの)『SHOWROOM』がそれに近い。大きい会場とは違うレア感がある」と同意します。 ファンにだけ届けるアーティストの生の姿という付加価値について、若新さんは「限定された空間からの(配信の)ほうが、お金を払いたくなるのでは」と言います。 また、伝統芸能にも動きが。歌舞伎俳優の松本幸四郎さんが構成、演出、企画したオンライン歌舞伎「図夢歌舞伎『忠臣蔵』」第2回が7月4日(土)に配信。若新さんは「1発目からうまくいくかはわからないけど、伝統分野の人たちが試してみるのが素敵」と、この動きを歓迎しました。 あくまで代用品ではなく、要は考え方次第……俳優やアーティストとの距離が近い、あるいは居心地のよい空間で楽しめるなど、明るい未来もあるとの話も。 若新さんが「当然、ネットだから従来のことができなくなることもあるけど、逆もある。ネットじゃなきゃ無理だったよね、ということをバンバンやるしかない。置き換えじゃなくてね」と力を込めると、たかみなは「そうですね。いろいろ試してみる(のがいい)」とうなずいていました。 (TOKYO FM「高橋みなみの『これから、何する?』」202

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(2020/07/07)