サバンナ、セリカXX、レガシィ、そして80年代へ! 日本の自動車史において特別な役割を果たしてきた「GT」|ジャパニーズGTカーの歴史 Vol.3(Nosweb.jp)

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1964年のスカイラインGTとベレットGTの誕生を皮切りに、次々と登場した国産GT。 ダイハツ、トヨタに続いて、マツダも1972年秋に、サバンナGTで「GT」戦線に名乗りをあげた。ロータリーエンジン専用モデルとして登場し、輸出仕様車だったマツダRX-3を国内向けにアレンジし、サバンナGTを名乗らせた。後継モデルのRX‐7でも「GT」は欠かせない存在となっている。  日産は、4気筒モデルのブルーバードUをベースに、6気筒エンジンを搭載したブルーバードU2000GTを登場させる。これは、1964年に発売したスカイラインGTの手法を踏襲したもので、ベースとなる4気筒モデルノーズを延長し6気筒エンジンを収めるという手法。ロングノーズ化によりホイールベースは150mm延長され、独特な2分割のバーチカルマスクが採用された。 1G-GEU型直列6気筒2Lツインカム24バルブエンジンを搭載したをセリカXX。ターボエンジンにフルタイム4WDを組み合わせ、その後のワゴンブームを牽引したスバルレガシィGT。(写真3枚)  また、軽自動車にもGTを名乗るクルマが出現した。ホンダZやミニカ・スキッパーには「GT」が用意されている。カローラとスプリンターのスポーツモデルとして誕生したレビンとトレノも、2代目になると性格分けがなされ、同時に「GT」も登場した。ライバルのセレステにも1600GTと2000GTが誕生する。  さらに80年代になるとトヨタが新世代DOHCエンジンを積む「GT」を矢継ぎ早に送り込んだ。プレステージ性の高いスペシャリティーカーのソアラとセリカXX(スープラ)は、オーバー2Lの6気筒エンジンを搭載し、GTの名に恥じない冴えた走りを披露した。AE86レビンとトレノには充実した装備のGTアペックスを新設定している。  そして80年代の半ばからは過激なスペックの「GT」が続々と登場するようになった。ラリーで勝つためにDOHCエンジンにターボを組み合わせ、駆動方式をフルタイム4WDとした高性能GTの誕生だ。マツダのファミリアには4WDターボのGT‐Xがあったし、セリカにはGT‐FOURが加わっている。日産のパルサーGTI-Rも痛快なスポーツ4WDだった。  89年にベールを脱いだ4WDスポーツワゴンのレガシィ・ツーリングワゴンは、リーダーモデルを「GT」と命名した。レガシィ

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(2020/07/07)