一筋縄ではいかないコロナ…無事開幕を迎え、途中で中止にならないことを願う[大慈彌功コラム](中日スポーツ)

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 4日にはヤンキース・田中投手が頭部右側に打球を受けた。これも実戦感覚が鈍っていたのが原因かもしれない。軽い脳振とうとの診断だが、無理は禁物である。  開幕を予定通り迎えられた場合、各チームの監督はじめ首脳陣は、シーズン序盤は基本的に選手は調整不足との認識を持ち、特に投手起用には細心の注意を払うだろう。そうは言っても、選手は登板ごとに最大限の力を発揮しようとする。結果、故障、ケガにつながる確率が例年より高くなるような気がする。  米国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長は6月30日、国内の一日の感染者数が近いうちに10万人に達する可能性があると警告した。万全の対策を施したと思っていても、一筋縄ではいかないのが今回のコロナである。無事開幕を迎え、途中で中止にならないことを願うばかりである。  ▼大慈彌功(おおじみ・いさお) 元太平洋クラブ(現西武)捕手。ロッテでバレンタイン監督の通訳を務め、1997年からは同監督が指揮を執ったニューヨーク・メッツで日本駐在スカウトに転身。ドジャース、アストロズと渡り歩き、昨年までフィリーズの環太平洋担当部長を務めた。

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(2020/07/06)