「秋法相の息子の軍未復帰疑惑、報告する前に上層部が『なかったことに』と」(朝鮮日報日本語版)

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 秋美愛(チュ・ミエ)法務部長官の息子(27)が軍服務中の2017年6月に休暇から帰隊しなかった疑惑に関連し、これは休暇延長申請が既に不許可となっていた状態で起きた事実上の「脱営」だったものの、上層部に報告する前に上級部隊から「休暇延長」の指示が下された、と当日の報告担当だった当直兵士が話した。当時、秋長官は与党「共に民主党」の代表だった。  最近の検察の調査で秋氏の息子の休暇未復帰疑惑について話した大学院生のAさん(26)は3日、本紙のインタビューに対し「(秋長官から)『検察とメディアの癒着』『チラシ(情報)』という発言が出るのが悔しい」とした上で、秋氏の息子の疑惑について語った。秋長官は、息子の休暇未復帰をもみ消した疑惑について「SNS(会員制交流サイト)に出回る根拠のない情報」「検察・メディアの癒着」と主張している。Aさんは、2016-18年に在韓米8軍韓国軍支援団の米第2師団地域隊所属の軍人として服務していた秋氏の息子と同じ部隊の古参兵だった。  A氏によると、秋氏の息子は17年6月「具合が悪い」との理由で10日間の休暇を取得し、さらに休暇を10日間延長した。延長した休暇が満了となる直前、秋氏の息子は再び「休暇延長」を願い出たが、直属の上官が部隊長会議を経て再延長申請を不許可とした。Aさんは秋氏の息子の20日間にわたる休暇が終わる日の当直兵士だった。  Aさんは「その日、部隊の当直兵士は私一人だったので、私が唯一の報告責任者だった」と話した。Aさんは「転役(除隊)を控えた最後の年だったが、よりによって私の勤務日に脱営にほかならない『未復帰』の人員(秋氏の息子)が発生し、私も困惑した」と話した。  Aさんは「復帰を促す電話をかけようと外出台帳を調べたが、秋氏の息子は外出台帳も書いておらず、こちらから連絡するのが大変だった。規定違反だった」と話した。さらに「非常連絡網を調べて電話で復帰するよう話したところ、秋氏の息子も『分かった』と言っていたのに、その後間もなく、初めて会う上級部隊所属の大尉がやって来て『未復帰はなかったことにして、報告も上げないで休暇が延長されたことにしよう』と言われた」と話した。Aさんは「唯一の報告担当者である私が報告もしなかったのに、上層部がどうやって知ったのか、私の所にやって来た。秋氏の息子側が(上層部に対して)手を打ったわけだ」

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(2020/07/06)