ヘアスタイリストが明かす、劇的毛髪改善への道のり。(VOGUE JAPAN)
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お気づきの方もいるかもしれないが、実はこのシリーズ連載はこれまで、体験者には匿名で出演していただいていた。それが、shucoさんはあえて実名公表を望んだのだ。
──なぜあえて実名を出してくださったんでしょうか。
毛髪の悩みって、ほかのことと違って人に言いづらいんです。私は先ほどもお伝えした通り、10歳くらいから円形脱毛症があって、長らく薄毛で悩んできました。もし同じような状態で辛い思いをしている人がいたら、これからお話する私の改善ストーリーを読んでもらうことで、貢献ができるのではないかと思ったからです。
──髪悩みについて、特に女性でオープンに話してくださる方は、なかなかいらっしゃらないと思います。
やっぱりすごくストレスですね。髪の毛が抜けたり、薄くなったりするのって。人には相談できないし、自分の中で悩むことでさらにストレスが溜まっていく。その上、人の目線がとても気になるんです。私の場合、風が強い日や地下鉄でホームに電車が入ってくるときに嫌だなあと思っていましたし、帽子を取らなきゃいけないときも苦痛。髪の毛を下ろすのもあまり好きではありませんでした。悩みを抱えている人にとっては、日常生活の中でとにかくいつも気にしていないといけない状況に置かれるので、常にストレスがかかるんですよね。
そんなshucoさんは「ビフォー・アフターをしっかり見せられる場所があれば説得力にもつながると思う」と言って、今回の連載での公表を決めてくれた。自身で体感したヘアロス対策に良かったと思うものがたくさんあるのだとか。次回からは具体的に、その改善策を教えていただくことにしよう。