相撲協会、抗体陽性は5人 PCR検査は陰性「稽古に専念できる」(産経新聞)

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 日本相撲協会は6日、力士ら協会員891人に新型コロナウイルスの過去の感染歴を調べる抗体検査を実施した結果、抗体陽性者は5人で、割合は0・56%だったと発表した。5人のうち4人はPCR検査を行い、陰性だった。残りの1人も5月以前に感染したとみられ、現時点では治癒したと判断できるという。  日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)は「全員の陰性が確認できたことは意義があった。7月場所(7月19日初日)に向けて稽古に専念できる環境が整った」とする談話を発表。7月場所後にも抗体検査を実施し、健康管理や感染防止に努めるとした。  抗体検査は相撲部屋を医療関係者が巡回する形で、5月18日から約1カ月にわたって行われた。力士のほか、親方、床山、行司ら希望する全協会員が対象。今回の検査結果は、新型コロナに感染して亡くなった勝武士さんら、複数の感染が判明した高田川部屋は除かれている。

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(2020/07/06)