お米食べて元気を 子ども食堂などに寄贈、和歌山キワニスクラブ(産経新聞)

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 お米を食べて元気を出して-。新型コロナウイルスの影響を受けている子供たちを支援しようと、和歌山市の社会奉仕団体「和歌山キワニスクラブ」(大岩徳成会長)が6日、市内の子ども食堂などに食材として必要な米(6万円相当)を寄贈した。寄贈を受けた施設の関係者は「気にかけてくれる人がいることが、子供たちの心の支えになる」と感謝した。  コロナ禍で学校が長期間休校するなど環境が大きく変化する中、和歌山キワニスクラブでは、地域の子供たちが集まる子ども食堂や児童養護施設などに米を贈ることにした。  寄贈先の一つ、和歌山市楠見中のNPO法人「子どもの生活支援ネットワーク こ・はうす」では、ひとり親家庭をはじめ、親自身の病気や障害などで経済的に苦しい親子を支援している。地域の小中学生らが週1回、放課後に集まって学校の勉強やゲームなどの遊びを通じて交流。食事は、野菜などを地域の人から提供を受け、地元の主婦らが作っている。  運営する馬場潔子さん(52)によると、新型コロナの影響で3月から市内の小中学校が臨時休校となり、外出自粛要請も長期化したため、感染対策で食事の提供もままならなくなった。4、5両月は、こ・はうすを利用する約40世帯を月2回訪問し、食材の提供などを続けた。利用する家庭の保護者は日中仕事に出ていることが多く、子供たちからは不安を訴える声も多く聞かれたという。  この日は、大岩会長がお米券も含め計170キロ分の米を贈呈。こ・はうすの谷口知美理事長(38)は感謝の言葉を述べるとともに、「これからもよろしくお願いします」と協力を呼びかけていた。  キワニスクラブは同日、愛徳医療福祉センター「あいとく子ども食堂」(今福)にも贈呈したほか、7日には児童養護施設「こばと学園」(直川)と「虎伏学園」(つつじが丘)も訪れて贈る予定。

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(2020/07/06)