宮城でコロナ感染者増加傾向…専門家「感染経路が分からないケースの増加に懸念」(KHB東日本放送)

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6日、宮城県内では新型コロナウイルスの新たな感染者は確認されませんでしたが、6月中旬以降、再び増え始めています。 専門家は感染経路が分からないケースの増加に懸念を示しています。 上野比呂企アナウンサー「先月51日ぶりに新型コロナウイルスの新たな感染者が確認されて、3週間足らずで県内は10人。(きのうまでの)直近1週間では6人確認されていますが、率直にどのように受け止めていますか?」 厚生労働省クラスター対策班・東北大学小坂健教授「検査態勢は比較的余裕がありますので、疑わしい場合にはある程度迅速に検査が受けられる状況だと思いますね。検査態勢、調査態勢がうまくいっていることの裏返しでもあると思っていますので、想定内と言えば想定内ですね」 一方、東京都では5日間連続で感染者数が100人を上回ったことについて、次のように分析しています。 厚生労働省クラスター対策班・東北大学小坂健教授「(関東近辺の感染者は)いわゆる夜の街に関連する方が多い。それから若い人たち、20代30代の方が多いのが特徴です。緊急事態宣言が解除になってから割とみんな気が緩んでいると言ったらいけないですけど、経済を回さないといけないこともあって、今、対策をとったとしてもしばらくはこのまま人数は増えていくんだろうと」 小坂教授が大きな問題だと指摘しているのが、都内で増えている感染経路が分からないケースです。 県内でも5日までの1週間に確認された6人のうち4人の感染経路が分かっていません。 厚生労働省クラスター対策班・東北大学小坂健教授「もうちょっと(感染経路が)分からないケースが地域に広まってしまった場合に、一番懸念しているのは介護施設とかそういう所に広まってしまうことです。そうすると本当に重傷者が増えて、医療崩壊につながることになります。お酒を飲んだり、ちょっと気が大きくなったりしてマスクをしないまま大声で話してしまうとか、そういうことは避けていただいた方が良いのではないかと思います」

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(2020/07/06)