旭酒造、業務用「獺祭 純米大吟醸 夏仕込みしぼりたて」発売で“街の賑わい”後押し、出荷方法の工夫で酒質をキープ(食品産業新聞社ニュースWEB)

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旭酒造は7月から、料飲店限定の日本酒「獺祭 純米大吟醸 夏仕込みしぼりたて」(720ml・300ml/オープン価格)を発売した。同商品は毎週注文を受けてから搾って瓶詰めし、出荷する新鮮な生酒。料飲店の活性化を図る商品として発売された。発売期間は9月末までを予定している。 発売と同時にSNSキャンペーンも実施。7月1日から9月30日までの期間、SNSで「獺祭」が毎週当たるキャンペーンを実施している。今回発売する“獺祭 純米大吟醸 夏仕込みしぼりたて”を、お店で飲んだ写真に「#街飲み獺祭」をつけてSNSに投稿すると、「獺祭 純米大吟醸 磨き二割三分」を毎週23人にプレゼントする。取扱店舗は特設ウェブサイトに掲載されている。 7月3日には東京都中央区の和食店「銀座 夢酒みずき」でプレス向けの試飲発表会を開催した。発表会では同社の桜井一宏社長が商品発売の目的について「街の“賑わい”を後押しするため」と説明。 商品に込めた思いを、「街の賑わいは人と人とが交流することが重なって生まれる。今、街に賑わいが無いのは、裏を返せば皆でコロナウイルスに立ち向かっているということだと思う。もちろん油断をしてはいけないのはわかっているが、このままの状況が続くのも良くはない。街の中で人が集まり、活気が生まれる場所といえば、我々の業界では料飲店がその役割を担っている。日本には数多くの料飲店があり、その関係者の誰もが街に活気を生み出そうと努力をしている。昨今はソーシャルディスタンスの確保や手指消毒、体温計測の徹底など、感染予防策を講じる店舗も多い。そういった努力を積み重ねる方や場に対して何か貢献できないかということで、酒販店の協力も得て料飲店でしか飲めない特別な“獺祭”を発売することとなった。味わいは非常に新鮮で夏が旬の食材にもピッタリ。テレワークなどで外出機会が減っているが、同商品が街に一歩踏み出すきっかけになれば」と述べた。 営業部長の松藤直也氏は商品特徴について以下の通り説明した。 「当社は四季醸造を行っており、夏でも本当の意味での“しぼりたて”のお酒を供給することができる。各週の木曜日に注文を締め切り、翌週の火曜日に出荷するというシステムを採用。非加熱の生酒を最良のコンディションで飲んでもらうためで、通常では考えられない出荷方法だが社内外で調整を行い、この度初の出荷を迎えた。初回

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(2020/07/06)