アップルがMacに独自CPU搭載、その名も「Apple Silicon」(LIMO)

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 アップルは主要製品のCPUの内製化を推進してきた先駆者的存在だ。今でこそ、中国ファーウェイやサムスン電子なども自社設計によるCPUをスマートフォンなどに搭載しているが、アップルのそれは2010年の「iPhone 4」に搭載された「A4」プロセッサーに遡る。アップルは今回の発表のなかで、「シリコンはハードウエアの核であり、先進的なシリコン設計チームがいることが革新的である」(SVP Hardware TechnologiesのJohny Srouji氏)と、製品開発におけるCPUの重要性を強調している。  アップルは「A 4」以降、10世代にわたってiPhone用プロセッサーの性能を向上させてきて、CPU性能は100倍に向上したという。そして、同社のプロセッサーを語るうえで欠かせないのが、CPUを製造してきたファンドリーの存在だ。A4は45nm世代の製造プロセスが採用されたシングルコア品であり、韓国のサムスン電子が担った。  当時、サムスンのファンドリー事業は今ほどメジャーな存在ではなく、アップルのCPU受託製造が飛躍のきっかけとなった。その後、13年の「A7」までサムスンが製造を請け負っていたが、14年の「A8」でTSMCにスイッチ。世界最大手のファンドリー企業であるTSMCがアップルのCPU受託を狙っているという話は数年前から話題として挙がっていたが、14年の20nm品から現実のものとなった。その後、一部でサムスンファンドリーを活用する世代もあったが、基本的にはTSMCを一貫して使い続けている。

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(2020/07/06)