阪神に救世主、大山が“元定位置”4番起用応え1発(日刊スポーツ)

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<広島3-8阪神>◇5日◇マツダスタジアム 阪神大山悠輔内野手(25)が今季初の4番起用に2試合連続アーチで応えた。 【写真】大山を迎える矢野監督 5回に広島遠藤から左翼へ2号2ラン。負傷欠場したジェフリー・マルテ内野手に代わり、昨季の開幕4番が4打数2安打3打点と活躍した。ジェリー・サンズ外野手(32)も5回に2号ソロを放ち、ジャスティン・ボーア内野手の満塁弾と合わせて今季初の1試合3本塁打で広島を打ち砕いた。    ◇   ◇   ◇ 代役とは言わせない。大山が“元定位置”で今季初4番弾を放った。3点リードの5回。先発西勇が4回に1点を失い、広島に傾きかけた流れをすぐに引き戻した。1死一塁、追い込まれてから遠藤の115キロカーブにうまく反応した。 「相手に流れを渡したくない中で、次の1点を先に取りたいと思っていた。チャンスを広げようという気持ちで打席に入りました。しっかりいいスイングができました」 すくい上げた打球は左翼席まで届く中押しの2ラン。前日4日から2戦連発となった。3回には押し出し死球で同点とし、9回には右前打。今季3度目の先発出場で4打数2安打3打点と4番の責務を全うした。 ライバルの負傷で巡ってきたチャンスをものにした。「4番三塁」を張っていた助っ人マルテが4日に左ふくらはぎを痛めた影響で欠場。若き主砲が代役を務めた。今季はマルテにレギュラーを譲っていたが、昨年開幕戦から「4番三塁」を務めたのは大山だ。勝手知ったる場所で躍動した。 矢野燿大監督は新助っ人ボーアではなく「遜色ない。去年の経験がある」と大山に4番を託した。期待通りの働きぶりに「内容、中身もすごいある。あのホームランの打ち方ができれば、もっと打てそう」と評価した。4番離脱のチーム危機に現れた救世主。勢いそのままに、定位置を奪い返すくらい打って、打って、打ちまくる。【奥田隼人】

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(2020/07/05)