オリックス山本由伸2勝目「力まず、冷静に投げた」(日刊スポーツ)

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<西武5-8オリックス>◇5日◇メットライフドーム 冷静さを失わぬ姿に、エースの風格が漂った。オリックス山本由伸投手が7回4安打2失点と好投し、今季2勝目を手にした。 【写真】山本は声を上げながら笑顔でグラブをたたく 「力まず、冷静に投げることができた。場面に応じたピッチングができるように心掛けて投げました」。昨季は西武戦3試合に先発し2勝0敗、防御率0・37と封じ込めていた。相性抜群の山賊と今年初顔合わせ。最速155キロの直球を軸に力でねじ伏せ、ほぼ仕事をさせなかった。 変調も苦にしない。6回に史上11人目の1イニング3死球で招いた満塁のピンチも「コントロールがつかなかったわけではない。良いバッターだったので(内角を)厳しくという気持ちがあった」と落ち着いて無失点で乗り越えた。7回の失点でメットライフドームでは通算9試合目、29イング目で初めて自責がついたが「粘り強いピッチングができたので成長かなと思う」と胸を張った。 チームは今季初の連勝。昨季リーグ王者との6連戦に3勝2敗1分けで勝ち越した。「もっと勝ちを増やせるように、チーム一丸となって頑張っていきたい」。21歳右腕の快投が、逆襲の合図だ。【真柴健】

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(2020/07/05)