甑島で50年に1度の大雨 土砂災害に厳重警戒(MBC南日本放送)

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梅雨前線の影響で、薩摩、大隅、種子島・屋久島地方では大雨となっているところがあります。甑島では、1時間に92ミリの猛烈な雨を観測し、50年に1度の記録的な大雨となっています。6日にかけて土砂災害に厳重な警戒が必要です。 気象台によりますと、梅雨前線は6日にかけて九州付近に停滞し、この前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、薩摩、大隅、種子島・屋久島地方では大気の状態が非常に不安定となっています。甑島では、50年に1度の記録的な大雨となっています。県の雨量計では、午後9時40分までの1時間に薩摩川内市甑島で92ミリの猛烈な雨を観測したほか、南さつま市で45ミリ、薩摩川内市で41ミリの激しい雨を観測しました。 現在、大雨警戒レベル4に相当する土砂災害警戒情報が、鹿児島市、阿久根市、出水市、薩摩川内市、薩摩川内市甑島、日置市、いちき串木野市、伊佐市、姶良市、さつま町に出されていて、土砂災害に厳重な警戒が必要です。 また、大雨洪水警報が鹿児島市、枕崎市、阿久根市、日置市、いちき串木野市、伊佐市、薩摩川内市、霧島市、湧水町、薩摩川内市甑島、南さつま市、さつま町に出されていて、大雨警報が薩摩、大隅、種子島・屋久島地方の全域に出されています。 6日正午までに予想される1時間雨量は、薩摩、大隅地方で60ミリ、種子島・屋久島地方で50ミリ、24時間雨量は薩摩、大隅地方で250ミリ、種子島・屋久島地方で180ミリです。さらにその後の24時間に、薩摩、大隅地方で100から200ミリ、種子島・屋久島地方で100から150ミリの雨が予想されています。今月2日の降りはじめから5日午後10時までの総雨量は、さつま町紫尾山で454ミリ、鹿屋市吉ケ別府で446.5ミリ、伊佐市大口で416.5ミリ、指宿市で416ミリなどとなっています。 これまでの記録的な大雨で地盤が緩み、土砂災害が起きやすくなっています。気象台は、土砂災害に厳重に警戒するとともに、低い土地の浸水や河川の増水に警戒するよう呼びかけています。

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(2020/07/05)