譲れない戦い 第2局は222手で持将棋成立 永瀬拓矢叡王 対 豊島将之竜王・名人 後日指し直しに/将棋・叡王戦七番勝負(ABEMA TIMES)

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 将棋の叡王戦七番勝負第2局が7月5日、兵庫県豊岡市「城崎温泉 西村屋本館」で行われ、永瀬拓矢叡王(王座、27)と豊島将之竜王・名人(30)の対局は222手で持将棋が成立、後日指し直しになった。 【画像】1万5000円の豪華な夕食  豊島竜王・名人の先手番で始まった対局は、角換わり腰掛け銀から進行。永瀬叡王が優勢で終盤までもつれ込んだが、先に永瀬玉が上部脱出を果たし、ほぼ捕まらない状況になると、続いて豊島玉も脱出。対局は相入玉に一直線といった進行になった。持将棋の場合、24点以上ない方が負けになるが、1点足りなかった豊島竜王・名人が最後の最後で1点を獲得。豊島竜王・名人が24点、永瀬叡王が30点になったところで、両者相手玉を詰ます見込みがないということで、持将棋が成立した。立会人からは規定により午後9時30分を過ぎた後の同日指し直しがないものの、両者の意向があれば可能と伝えられたが、規定通りに後日指し直しが選択された。  両者は第1局でも夜戦に入ってから千日手・指し直しをしており、これで2局続けて指し直しという珍事になった。なお、指し直しは当初第3局が予定されていた19日に行われることになった。 ◆持将棋 双方(少なくとも片方)の玉が敵陣3段目以内に入り、どちらも相手玉を詰ます見込みがなくなった場合を指す。両対局者の合意によって成立し、玉を除く大駒1枚を5点、小駒1枚を1点として数え、両対局者の点数が各々24点以上ある時は、持将棋指し直しとなる。

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(2020/07/05)