ポディウムはコース上。シャンパンファイトは実施。F1における新様式での表彰式の全容が明らかに(motorsport.com 日本版)
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オーストリアでようやく開幕を迎えた2020年のF1だが、新型コロナウイルス感染を防ぐために、様々な場面で従来とは異なる様式が用いられている。表彰台でのセレモニーも大幅に見直されることとなっていたが、FIAがその詳細を明らかにした。
【動画】2020F1オーストリアGP予選ハイライト
表彰式における新たな手順はサポートレースであるFIA F3、FIA F2のレースでもいくつか確認できたが、FIAは改めてF1でレース後に行なわれる流れを説明した。
決勝レースでチェッカーを受けた後、上位3人のドライバーはクールダウンラップ中に大幅にスローダウンすることが求められる。これにより、コース上にいるマシンが3台のみとなるような状態を作る。
他の17人のドライバーは通常通りパルクフェルメに向かってマシンを停めると、FIAの体重計測を受けた後、ミックスゾーンでメディア対応などを行なう。
そして上位3人のドライバーは、スタート/フィニッシュラインへと向かい、それぞれに用意されているポジションボードの前で停車する。これは通常であれば、パルクフェルメに用意されているものだ。
ドライバーがマシンから降りる際には、チームのメカニックとFIA関係者のみがそこに立ち入ることができる。ドライバーはグリッド上で体重チェックを終えた後、2009年のF1ワールドチャンピオン、ジェンソン・バトンによるインタビューを受ける。
インタビューの後は、リモートコントロールのカートがドライバーに水とタオルを届ける。それと同時に、表彰式での着用が義務付けられているフェイスマスクとピレリのキャップも届けられる。
表彰式では、トップ3のマシンの前に個別のスタンドが設けられ、その上にドライバーが立つことになる。そして通常通り優勝ドライバーと優勝チームの国歌が流れ、3人のドライバーの国旗もバーチャルで掲揚される。
国歌が流された後は、3人のドライバーと優勝チームの代表者にトロフィーが授与される。ただ、通常のように開催国の要人がプレゼンターになる、といったことはない。その後はシャンパンファイトが行なわれることになっている。
こういった手順は、土曜日に行なわれたFIA F2のレース1とよく似ていると言える。ただ、日曜に行なわれたレース2では、F1のレースを控えている関係もあってか、コース上で